2025/3/17放送分
地元企業応援ラジオフレフレ天草 放送後記
いつもお聴きいただきありがとうございます。
今回208回もスタジオから生放送でお届けいたしました。
『下浦弁天会 副会長 宗像桂子さん』にお話いただきました。
1 活動のきっかけを教えてください。
①弁天下浦石切丁場跡地を後世に残す活動
・跡地の定期的な整備 ・下浦さるくミニコースで、跡地案内ガイド ・CD「下浦石工唄」制作がもたらす意義 ・地元小学生へ歴史と文化を伝承
②江戸時代から300年以上続く天草土人形…その現代版で「縁起物下浦土玩具」を独自に制作し伝統工芸を伝承し広める ・年間3,000個余り製作している ・毎年新作発表し、種類は現在15種 ・KK無印良品の福缶に7年間採用 ・ロサンゼルスからも買付あり
③下浦さるく(フットパス)を開催 ・下浦町地区振興会と共催で毎年実施(100名ほど参加) ・さるくガイドとしての活動 ・爽やか海沿いコースのガイドボランティア
(年間30団体ほど200名以上をご案内)
④関係人口で潤う町づくり ・武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科の産学プロジェクト研修受け入れ ・熊本高校CI同好会の研修受け入れ ・ゲストハウス石井邸の管理 ・釣り船体験 ・やきとりしんぺーちゃん開催(月1回)
⑤芸術と文化でコミュニティ−づくり ・下浦音楽祭を開催 ・下浦弁天会の歌制作 ・下浦石工唄 ・下浦土人形絵付けワークショップ開催
⑥郷土料理の伝承(会員) ・手作り味噌づくり ・季節ごとの旬な料理を作り
⑦旧下浦街道の美しいまちづくり ・朽ちた家や空き地の整備 ・草刈りバスターズ稼働
⑧長老の知的財産を残す活動 ・高齢者に語りをビデオ録画で残す
2 セールスポイント
①補助金に頼らず自主財源で活動
②夫婦会員が多いので協力体制が強い
③若者の入会が増え、活動の可能性大
④会員が持つ専門分野や経験を活かす
⑤会員の学びの場を常に設けているので向上心に繋がり生涯学習の場となっている
⑥SNS発信は積極的に行ない活動周知を(ホームページ、facebook・Instagram)
⑦マスコミ取材も積極的に受諾することで外部と繋がっている
〈HP アドレス〉 https://bentenkai.amakusacity.com/
3 今後の事業展開、ビジョンについて
①弁天下浦石切丁場跡地の進展 ・石切丁場跡の探索
②みんなの広場つくり ・旧下浦街道沿いに子供や大人が集える場所を
③下浦土玩具ギャラリー営業時間拡大 ・現在6/w(日休み)でAMのみ営業だが、顧客が増えており拡大検討中 ・ツアー客や観光客への対応(体験型ワークショップ)
④住民の居場所としてのギャラリー ・カフェとしての機能も持ちたい
⑤老朽化した拠点の改修 ・築70年の工房のため
3 天草について思うこと
①ふるさと天草が消滅都市にならぬよう、子供や若い世代が「暮らしたい…楽しい町づくり」になって欲しい。ノサリバ開催を、中学生や高校生が参加できるようにして若い世代を育てて欲しい。なぜなら彼らが未来を創るから
②リゾートランドのような人工的な町を作るのではなく、「イタリアの小さな村」のように、暮らしている人たちが観光客を自然におもてなしをし、可能なら歩いて天草を廻っていただき、人と人との繋がりで町をゆっくり味わってもらい、日々の生活に触れていただけるようになって欲しい。
③生涯学習の場が必要。自分たちの住む世界がどうしていけば良くなるのか、じっくり考えるような「ノサリバ」を継続してほしい。人口が少なくなるので子供も高齢者も参加して実践出来るような学びの場を。
【座右の銘】
「置かれた場所で咲きなさい」 渡辺和子
理由:70年の人生を振り返るとき、人生計画をどんなに立てても思い通りにいかないものだと実感。なぜ?こんなはずじゃない?と思うことも。しかし、どんな境遇でも気持ちの切り替え方で人は輝けるし、つらい日々も笑える日につながっていくと実感したので、置かれた場所で花を咲かせる…この言葉が大好きです。
【趣味・特技】
旬の材料を使った料理をすること
・ウクレレで「ああ〜いやになっちゃった」を作詞し演奏すること。
宗像さんの楽しいお話ありがとうございました。
これからもフレフレ天草を宜しくお願い致します。


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